レヴィオルストーリー2
「なっ?!何でわかったの!!?」
女はおもいっきり焦ってまた甲高い声を出した。
アレンはうるさいそれにちょっと眉根を寄せる。
「…うるさい、うざい。やっぱり、他国の奴か。」
「…え、やっぱりって?」
前半の酷い言葉を無視してレイが聞く。
「…レイ、確証がなくても言ってみるもんだな。」
この言葉に女は悟った。
嵌められた…。
「目的言わないなら海に放り捨てるぞ」
「アレンならやりかねないから言った方がいいわよ」
「……………。」
ガックリと項垂れる女を見て、アレンは満足げに黒い笑みを浮かべた。
黒アレン、ご健在。