レヴィオルストーリー2

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

─────……レン…、


アレ……、アレン………!!



「…んん、まだ…あと少し…」



────アレン!



「…っんだよ…」



しつこく聞こえる声にお眠り真っ最中だったアレンは苛々しながら起き上がった。


時計が2時を指している。


布団を被らずに寝てしまっていたことに気付いたが、それより声が気になった。


キョロキョロと部屋を見回す。



「…?あれ??誰もいねぇし…。」


夢か?とアレンは布団を被ろうとする。




『…アレン!待ちなさい、まだ寝ないの!』


「…!?」



突如聞こえたさっきの声に、アレンは体を強ばらせた。



この、声は───……。





「…母、さん…???」




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