レヴィオルストーリー2
ソファーに座ったアレンの顔を見て感づいたレイは、慌ててルルアンに話しかける。
「お、おっきいワンちゃんなの?」
「うん、おっきいよ♪」
ルルアンはまたニコニコ笑顔に戻った。
そして身を乗り出すとレイの手を握る。
「ねぇねぇ、お姉ちゃん何ていうの?」
「私?私はレイよ。」
「レイお姉ちゃんかぁ!お姉ちゃんにぴったりの綺麗な名前だね♪」
「あら、ありがとう」
レイはふふ、と笑ってルルアンの頭を撫でた。
そこでノックの音がする。
「誰かしら。どうぞ」
ソファーに座って俯いて黙ったままのアレンのかわりにレイが答えると、マケドニスが入ってきた。