レヴィオルストーリー2
「いやいや。いいけど、どうしたんだ?顔色も悪いぞ?」
オージャスはそう言いながらアレンの顔を覗き込む。
アレンは目の前の人がマケドニスとオージャスのどっちなのかがわからず、思わずオージャスを凝視した。
「アレン君?」
オージャスだ。
そう気付いて、また慌てて目を逸らす。
「…あの、話なんですけど。頼みたいことがあって…。」
話を流そうと、アレンはそう切り出すとマケドニスをそばに呼んだ。
「頼みたいこと??」
オージャスはまんまとそれに引っ掛かり、椅子に座り直すとアレンとマケドニスを見た。
「はい。でも、他の人には絶対に言わないで下さい。レイやギルク、…イルにも。」
「…わかった。で、内容は?」