レヴィオルストーリー2
「何個か隠しているだろ?緊急会議にしては内容が薄かった。」
「…鋭いですね」
「まぁな、俺は忍者だから。」
訳のわからないその理由は置いといて、アレンは顔をあげた。
「何を聞きたいんですか?隠してることですか??」
オージャスは微笑みながら頭を振る。
アレンにはその表情までは見えないが、横に振ったのはわかった。
「隠してることをわざわざ聞いたりはしない。ただ、隠してる理由は聞いておきたい。」
「それは俺も聞いてなかったですね。どうしてですか?」
隠してる内容は知っているが、理由は知らないことに気付いたマケドニスも一緒に問う。
アレンは困ったような顔をした後、口をゆっくり開いた。