レヴィオルストーリー2
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「…ん?」
医務室でアレンの側についていたマケドニスはふと顔を上げた。
医療道具を片付けていたクナルはその様子に首を傾げる。
「どうしたの?」
「いや…何か騒がしくないか?」
「そう?」
耳を澄ましてみるクナル。
バタバタバタバタ…
確かに何かが走ってくる音がする。
それはすぐにここ、医務室に来た。
「あああアレンんんーーーーーっ!!!!」
「こらっ!医務室では静かにしなさい!!」
入った瞬間怒鳴り付けられたのはレイ。
彼女は一瞬面食らって瞬きを数回余計にした。
しかしすぐに慌てた様子でクナルに食いつく。
「アレンは!?」
「寝てるわ、だから静かにしなさいって言ってるの!」
クナルはベッドを指差してまた怒鳴った。
マケドニスはクナルも十分うるさいと思ったが、それくらいで起きるアレンではないので何も言わない。