レヴィオルストーリー2
「寝てる?アレン!起きてっ!」
クナルの指の先のベッドで眠るアレンを見た瞬間、レイはそこに飛び付いてアレンを揺さぶり出した。
「れれれレイ様!やめて下さいっ!!アレン様は今ご気分が…!!」
「何!?」
「い、いえ…」
マケドニスはレイの気迫に負けてしまい、それ以上言えなくなる。
「…んん…?」
揺さぶられている張本人のアレンは微かに眉根を寄せてうなりだした。
「アレンっ!大変なの!盗撮よ、盗撮ーッ!!!!」
「…と、とーさつ…??」
その言葉にアレンはうっすらと目を開けた。
「あ、アレン君。どう?見えるようになってる??」
すかさずクナルが確認をする。
アレンはパチパチと瞬きした後、目の前のすごい剣幕のレイを見て青ざめた。