レヴィオルストーリー2

「…お疲れ。もう全部見たんだよな。」

「はい、城内は。あとはこの庭園です。」

「庭園はもう遅いから明日でいい。今日はもう休め。マケドニスも皆も疲れただろ。」


アレンはそう言うと自分の側近に軽く微笑みを向けた。

マケドニスの後ろの使用人はその笑顔に少しビックリしたようだ。


「はい、ありがとうございます。」


マケドニスも微笑んでそう返す。



「カメラは俺の執務室に集めといて。」

アレンは今度は真顔で使用人に言うと、また城に戻った。


マケドニスもそれについて行く。



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