レヴィオルストーリー2
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その頃、ギルクの部屋では。
「ギぃルク~!起きてぇ~」
「ンンンンン~…」
「唸ってなぁいで起っきなさあぁい!」
イルが一生懸命ギルクを起こしていた。
上に乗っかり跳びはねてはのしかかり、体重をかけまくって遠慮なく叩き起こそうとするイル。
しかし軽いイルのそれはギルクには効かないらしい。
「起っきてぇ~!ギルク~!お腹すいたあぁぁあああ!!」
「ん~ん、イルぅ~」
「ゎきゃあぁぁああああッ!?」
必殺くすぐり攻撃に出るもギルクの鍛えぬかれた体にはそれも効かず、しかも寝言でイルの名前を呼んだギルクはいきなりイルに抱きついた。
「ぅぎゃあ~!お腹すいたって言ってるでしょぉ~!!ラブラブは後でっ!!!!」
「や~だよ」
「起きてるじゃん~ッ!!」
やがてギルクはイルのお腹の音と杖でぶん殴る攻撃でベッドから引きずり下ろされた。