レヴィオルストーリー2

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「「さーいしょーはグゥ!じゃーんけーんポンッ!」」


ギルクの執務室で威勢のよい男女の声が響いた。

すぐに嘆く男の声が追加される。



「まじかよー!!嫌だあぁぁああ!!」

「やたっ♪じゃーギルク、よろしくッ☆」


勝利者のイルはギルクに何枚もの紙を渡す。


「人の執務までやってられっかあぁ!自分でやれ!そして俺のもやって下さいっ!!」


どうやらジャンケンに負けた方が相手の執務もやるという、アレンにバレたら只ではすまなさそうなことをしていたらしい。


ギルクは負けたのにも関わらず、掟破りなことを言い出した。



「だ☆め!!」

イルはウインクして言った。


「くそぉ、このやろ、可愛いっ!!」


…相変わらずな二人。




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