レヴィオルストーリー2
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「「さーいしょーはグゥ!じゃーんけーんポンッ!」」
ギルクの執務室で威勢のよい男女の声が響いた。
すぐに嘆く男の声が追加される。
「まじかよー!!嫌だあぁぁああ!!」
「やたっ♪じゃーギルク、よろしくッ☆」
勝利者のイルはギルクに何枚もの紙を渡す。
「人の執務までやってられっかあぁ!自分でやれ!そして俺のもやって下さいっ!!」
どうやらジャンケンに負けた方が相手の執務もやるという、アレンにバレたら只ではすまなさそうなことをしていたらしい。
ギルクは負けたのにも関わらず、掟破りなことを言い出した。
「だ☆め!!」
イルはウインクして言った。
「くそぉ、このやろ、可愛いっ!!」
…相変わらずな二人。