レヴィオルストーリー2

いつものように執務を忘れてイチャイチャしていると、ノックをした瞬間にレイが入ってきた。


「うぉい、レイ!返事してねぇよ、はえぇよ!!」


「あ、ごめんなさい」

特に気にすることもなく軽く流すレイ。


「アレンが呼んでるわよ」

すぐにここに来た用件を伝えた。



「アレンがぁ?」

イルはギルクに引っ付いたまま首を傾げる。


「えぇ、私とマケドニスも呼ばれてるの。たぶん、アレンが最近調べてたことについてだと思うわ。」

「あー、図書室にばっか行ってたやつ?」


レイの答えにギルクは思い出したように呟いた。

マケドニスがとてつもなく不思議がっていたのが脳裏に浮かぶ。


確かにアイツ今まで図書室なんか全く行ってなかったもんな、とギルクは一人で頷いていた。


「そういうことだから、早く行きましょう。」


レイのその一声に、ギルクとイルはソファーから立ち上がって大人しく従う。




< 247 / 861 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop