レヴィオルストーリー2
いつものように執務を忘れてイチャイチャしていると、ノックをした瞬間にレイが入ってきた。
「うぉい、レイ!返事してねぇよ、はえぇよ!!」
「あ、ごめんなさい」
特に気にすることもなく軽く流すレイ。
「アレンが呼んでるわよ」
すぐにここに来た用件を伝えた。
「アレンがぁ?」
イルはギルクに引っ付いたまま首を傾げる。
「えぇ、私とマケドニスも呼ばれてるの。たぶん、アレンが最近調べてたことについてだと思うわ。」
「あー、図書室にばっか行ってたやつ?」
レイの答えにギルクは思い出したように呟いた。
マケドニスがとてつもなく不思議がっていたのが脳裏に浮かぶ。
確かにアイツ今まで図書室なんか全く行ってなかったもんな、とギルクは一人で頷いていた。
「そういうことだから、早く行きましょう。」
レイのその一声に、ギルクとイルはソファーから立ち上がって大人しく従う。