レヴィオルストーリー2
「…何かすげぇな。」
クリスタルをまじまじと見つめながら、ギルクが呟く。
「あぁ。で、今日は四人にこれの作動の仕方を教えとこうと思って…。」
「「「「え??」」」」
四人はアレンがさらりと言った言葉に目を丸くした。
「…何?」
四人の反応が癪に触ったのか、アレンはちょっと眉を潜める。
レイがおずおずと口を開いた。
「…アレン、いいの?どうして私達に??」
「一番信用できるから」
即答。
四人は何故か照れる。
「でも、使うときあるの?大体隠してたのに、どうしていきなり?」
イルが視線をアレンからクリスタルに移してまた聞いた。
かなり鋭いところを突く。
アレンは少しだけ感心した。