レヴィオルストーリー2

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「…ねぇ、おちびちゃん」

「………………。」

「おちびちゃんったら」

「…なぁに」


ルルを撫でながら俯いて答えるルルアン。

リルムはそんな彼にムッとして、ルルアンの部屋のソファーの上で跳びはねストレス発散した。


「最近おちびちゃんおかしいわよー。つまんないっ、どぉしたのよぅ!」

「…べっつにぃ」


ルルアンは冷たく言うと部屋を一人で出ていく。

リルムは溜め息をついて跳びはねるのをやめた。



「ルル、おちびちゃんどぉしたの?何か悩み事??」


くぅん、と鳴いてルルはリルムの服の裾を引っ張りだす。

リルムは引っ張られるままにルルについて行った。



「…?クローゼット?」



ルルはリルムをクローゼットの前まで引っ張った。

鼻先でクローゼットをしきりに示す。



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