レヴィオルストーリー2
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「…ねぇ、おちびちゃん」
「………………。」
「おちびちゃんったら」
「…なぁに」
ルルを撫でながら俯いて答えるルルアン。
リルムはそんな彼にムッとして、ルルアンの部屋のソファーの上で跳びはねストレス発散した。
「最近おちびちゃんおかしいわよー。つまんないっ、どぉしたのよぅ!」
「…べっつにぃ」
ルルアンは冷たく言うと部屋を一人で出ていく。
リルムは溜め息をついて跳びはねるのをやめた。
「ルル、おちびちゃんどぉしたの?何か悩み事??」
くぅん、と鳴いてルルはリルムの服の裾を引っ張りだす。
リルムは引っ張られるままにルルについて行った。
「…?クローゼット?」
ルルはリルムをクローゼットの前まで引っ張った。
鼻先でクローゼットをしきりに示す。