レヴィオルストーリー2
「開けるの?」
ルルは頷いた。
リルムは何だろうと不思議に思いながら、クローゼットの中を覗く。
その奥に、何かがあった。
「…何?コレ。金庫?」
鍵がついている。
リルムがルルに顔を向けると、ルルは鍵をくわえて持ってきた。
「ありがと。開けるね」
金庫の鍵穴にそれをさし、回した。
ガチャ…
「失礼しまぁす…」
ゆっくり金庫の扉を開ける。
そしてその中身を見てリルムは驚愕した。
「何、これ…」