レヴィオルストーリー2
渋々着替えて食堂に下りる。
アレンはいつものようにトーストを頼み、マケドニスは何故かあんみつを頼んだ。
「…甘そ」
「そうですか?」
「…マケドニスって甘党だったっけ」
「いいえ。でもあんみつはいけるんですよ。」
(…え、何で??)
アレンの頭の中は疑問符でいっぱいになった。
そんなアレンにマケドニスは不思議そうな顔を向ける。
「今日はレイ様がいませんね。」
「え?あぁ…。寝坊…はないよな。散歩じゃないか??」
レイが寝坊したとこなど見たことがないアレンはそういう答えにたどり着いた。
マケドニスは納得したのか頷くとあんみつを口に運ぶ。
アレンはその様子をしげしげとめずらしげに眺めていた。