レヴィオルストーリー2

「そういえば昨日はリルムがいましたけど…、」

まさかそんなにめずらしげに観察されてるとは思いもしないマケドニスは、ふと思い出したように新たな話題を生み出す。


「見ましたか?すっごい落ち込んでて、ルルアンと喧嘩でもしたのかと思いましたよ」

「喧嘩ならいつものことだけどな」


あんみつにチャレンジしている最中のアレンは軽く流した。


「違うんですよ、もっとこう…、ってなに人のあんみつ食べてるんですか!!」

「ん?あぁ、コレ結構いけるな。」


アレンはあんみつのおいしさに目覚めたらしい。

マケドニスは仕返しとでも言わんばかりにアレンのトーストを奪い取り、勢いよくかじりついた。


「…トースト食べてもな」

「…そうですよね」


無意味な行動にアレンもマケドニス自身も呆れたとか。




< 260 / 861 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop