レヴィオルストーリー2

「うぉー、海だ!海海!アレン君、海!ちょっと泳いで行こう!!」

「うるさい」


感動し騒ぐコニスをアレンは一言で黙らせた。

それを見たラークが目を丸くする。


「あのへらへらコニスが、一言で…。」


実はコニスは一度アレンを本気で怒らせ、その時の記憶(+敵だったときにアレンに殺されかけた記憶)により彼には大人しく従うのだ。

そんなことは知らないラークは年上も敬えよと偉そうに言う。


「何だよ副隊長のくせに。俺は隊長だ!」


しかしコニスにそう返され、言い返すこともできずに真っ赤になって恥をかいた。



「…しょーもな」

「この二人を一緒にしたのは間違いでしたね…。」

アレンとマケドニス、あと二人のお供はいきなりげんなりする羽目に。



ちなみにあと二人というのは、騎士軍隊の第一部隊隊長ディルと医療チーム副リーダーのルシアン。



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