レヴィオルストーリー2
かなり有名な城のメンバーにいつのまにか人が集まった港。
そこに船がついた。
さっそく乗るアレン達。
「…だからうるさくしてほしくなかったのに」
見下ろす船着き場でカメラを構える人々を見て、アレンが顔をしかめた。
「俺まじアイドルみたい」
コニスがピースしながら笑う。
「そんな馬鹿で幼稚なアイドルもめずらしいな」
すかさずラークが嫌味を溢した。
そんな中、何だかヤバそうなのが約一名。
「うっ…」
「…え、マケドニス?」
真っ青になっている彼にアレンが驚いて声をかける。
「まさか船酔い?」
ルシアンが冗談まじりに笑いながら言った。
「船、無理なんだ…。」
「…まだ動いてないですけど」
アレンが微かに笑みを溢して、横の側近の背をわりと強めに叩いた。
からかっているのが丸わかり。