レヴィオルストーリー2
城の入り口の手間の広間に、馬車が止まる。
扉が開いて最初に出てきたのはコニスだった。
「シリティーちゃん!」
コニスは出迎えたシリティーに抱き着き、軽くキスをする。
「あ、もう、やめなさい」
そう言うシリティーは柔らかい笑みを浮かべていた。
そんな二人は置いといて、ディルとラークと続き、ルシアンが出てくる。
しかし、アレンとマケドニスが現れない。
ギルクは事も無げに普通に馬車に乗り込んだ。
案の定そこには、寝ているアレンを起こそうとするマケドニスの姿が。
「よぉ~マケドニス!お疲れさん!」
「あ、ギルク様。」
「ン?顔色悪いぜ??」
「…船酔いです。」
マケドニスは顔をしかめて嫌そうに呟く。
その様子にイルがかなり大笑いした。