レヴィオルストーリー2
「おーい、アレン。起きろー、着いたぞぉ。」
「………むぅ…」
唸。
「…お前は…ほんと寝起き悪りぃな。」
「まぁそれがアレンでしょ♪」
そう言ったノリノリなイルは早速杖を装備。
「イルちゃん、いっきまぁす!
必殺ぅ~…、くすぐり攻撃ぃ!!!!」
「…っぅわあぁああぁ!?」
そうしてアレンはやっと(飛び)起きたのでした。
そういうわけで、馬車から降りる。
「ほらほら、アレン。降りるぞぉ~」
「…眠い…」
「さっきまで寝てたくせにぃ~☆」
イルは寝起きアレンに睨まれ、キャッと楽しそうな声をあげた。
まずギルクが降りてから、イルが飛び付くようにピョンッと飛び降りる。
アレンも欠伸をしながら地面に足を降ろした。
ふと、マケドニスの楽しそうな声が聞こえる。
クナルとでも話しているのかと、アレンは顔を上げた。
そして──────