レヴィオルストーリー2
アレンはまたまた黙って新しいペンを取る。


三人は広い執務室の、アレンから一番遠いはしっこに集合した。



「…アレンが喋らないわ」

「…とことん不機嫌だぜ」

「…これは退室した方が身のためですね」



プチ会議終了。



三人はいそいそと執務室から出ていこうとする。


扉を開いてコソコソと廊下に出ようとした、瞬間。




────目の前にいきなりシリティーが現れた。



「えぇええぇおぉあぇ!?」

「ゎっきゃああぁあぁ!?」

「ぅわあぁあぁあぁあ!?」



ギルク、イル、マケドニスは、アレンが不機嫌なのも忘れて突然の出来事に叫び声をあげた。


そんな三人を無視してシリティーは慌ててアレンに走り寄る。





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