レヴィオルストーリー2
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「おっかえりぃ~!!!!」
パンパァン!とクラッカーの音。
帰ってきて城の玄関ホールに入った途端、アレンとレイはかなり派手な迎えにあった。
その後ろで、二人を移動魔法で連れてきたイルとギルクは大笑いして腹を抱えている。
「…………コニス」
魔法でクラッカーを空中に浮かし、思い切り床に紙くずをぶちまけた犯人をアレンは呆れて静かに呼んだ。
コニスはにこにこしてお礼の言葉を待っているらしい。
「………………。」
「ありがとう」
何も言わないアレンの代わりに、とりあえずレイは言っといた。
「どういたしまして~!シリティー、ほらっ!!喜んだぜ!!!!」
「…そうですね」
コニスの馬鹿な騒ぎに隠れていたシリティーはやっと出てきた。
「おかえりなさい」
「…うん」
シリティーには返事をするアレン。
「アレン様!」
そこにマケドニスがやって来た。
その後ろにシルラもいる。