レヴィオルストーリー2
「…それは…確かに…俺達が口出しできるような内容じゃありませんね…。」
マケドニスは複雑な話に顔をしかめた。
クナルは溜め息をついてマケドニスを見る。
「レイちゃんにアレン君が倒れたこと連絡した?」
「いや…まだ。」
「今すぐするのよ。後悔してるなら、仲直りしたいなら、これをきっかけにして城に来るはず。」
クナルの言葉に頷いたマケドニスは医務室を出た。
「さっすがクナル…」
ギルクがクナルを尊敬の眼差しで見つめる。
「あなたたち、先輩カップルなんだからこれくらいできたでしょうに」
クナルが呆れながら言うと、
「あたし達滅多に喧嘩しないもんっ。」
とイルはない胸を張った。
「あれあれ~イルちゃん?旅の時に俺、一回酷い目にあったよなぁ??」
イルはギルクを無視した。
「…酷い…」
ギルクは拗ねてしまう。
「あなたたちはまた…面白いわね…」
苦笑しながらクナルは言った。