レヴィオルストーリー2
「お前はシェリーのところに行って教皇に連絡するんだ。俺はイル達のところに行ってくる。
連絡し終わったらすぐに地下に来てくれ。」
「はい!」
マケドニスはビシッと返事を決めると、言われた通り騎士軍隊の第三部隊隊長シェリーのところへ向かうべく引き返した。
アレンは後ろから出てきたコニスとシリティー、レイを振り返る。
「コニス、シリティー。
魔法第三部隊から第五部隊までで敵の相手させろ。
第一と第二は今すぐ城に結界を張るんだ。
街に被害が出たらよくないから…。」
「わかった」
二人は頷くと行動に移った。
するとアレンは今度は魔力を解放し、魔法を発動させスクリーンを出すとそれに話しかける。
「ディル!第三から第五で城壁を囲め!!第一と第二は城の内部を護るんだ。」
アレンが怒鳴ると、スクリーンから返事が聞こえた。
この声はディルだ。
その返事を確認すると、アレンはスクリーンを少しいじってまた話しかける。
今度は武術軍隊らしい。