レヴィオルストーリー2
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「…あら」
ルルアンを連れて医務室に戻ってきたクナルはにやつきながら一つのベッドを見た。
「仲良くお手て繋いでお昼寝かしら。」
「あっ、レイお姉ちゃんだ!!」
「あ、こら。起こしちゃ駄目よ。で、ルルアン君はどこを怪我したの?」
襟元を掴まれたルルアンは拗ねながらクナルを見上げる。
「ルルと鬼ごっこで遊んでたんだよ。そしたらね、コケちゃった。」
そして、擦りむいた膝を見せた。
「あらら。消毒しなきゃね。」
クナルがそう言って消毒液を取りに行く間、ルルアンはずっと眠る二人を見つめていた。