レヴィオルストーリー2
どうやらルティは1000000秒がどのくらいなのかがわからないらしい。
正直自分もわかっていないギルクは、そこはアレン風にスルーしといた。
「まぁ、もうめんどくさいから簡潔に言う!
ルティさん、俺を弟子にして下さい!」
ギルクはやけくそにそう声を張り上げると、きっちり頭を下げた。
ルティはそんな彼を見下ろしニヤリと笑む。
「来た来た。弟子に、なぁ。
でもお前、武帝の仕事はどうすんだ」
「ちゃんとしますっ!修行も仕事も!!」
ビシッと敬礼するギルクはニッと白い歯を見せ笑った。
ルティはそれを見るとふむと考える。
「俺も海にいたりするからなぁ。
頻繁には出来ないが、やってやってもいい」
「まじすか!ありがとうございますっ!」
交渉あっさり成立。
ギルクは心の中で雄叫びをあげガッツポーズをした。
「俺は厳しいぞ?」
「え゛」
…何だか前途多難。