レヴィオルストーリー2
「いいの?お仕事の邪魔になっちゃう」
「…もう十分邪魔されたし慣れた。使用人とかの邪魔だけはすんなよ、苦情来るし」
アレンは苦笑いしてリルムに言ってやった。
すると小さな顔にみるみるうちに笑顔が広がる。
「きゃあぁああ~ッ!アレンありがとーっ♪」
「あぁ、んで明後日はあいつも入れてやれ」
「明後日?あいつぅ?」
「ルルアンが遊びに来る」
それを聞いたリルムは次は硬直した。
…毎回反応が違って面白い。
「まっ…、まじっすかぁあ~!!」
「まじ…てかお前それギルクから覚えただろ」
アレンはそう言うとリルムのおでこにデコピンして階段を降り出した。
後ろでリルムが
「アレンのデコピンん~!きゃあぁ~ッ!!
てかルルアン来るのっ!?やったあぁ~ッ!!!」
とか叫んでたが気にしない。