レヴィオルストーリー2
「あっ、これいいっ!何か忍者の小道具ないのー?」
「忍者の?」
「そう!手裏剣とかクナイとか…」
そこでルルアンはあることを思い出した。
「イルがその『クナイ』っていうの持ってるよっ」
「まじでっ!借りてきてっ♪」
「自分で借りてきたらぁ…」
ルルアンはめちゃくちゃ嫌そうに言った。
「着替えるから無理っ。ほらっ、行ってこ~いッ!」
ドカッと言う音と共に、二度目の悲鳴が城に響き渡った。