それでもあなたが大好きです。
…なんなんだこいつは。
俺を殺す気かもしれない。
「小春の体も心配だから、暖房器具と敷布団ぐらい買って来てやるよ。
生活費だって払ってやるからここに住ませろ」
「!…ということは、ほんとに毎日来てくれるの?」
「ああ。これまで稼いだお金はほとんど使ってこなかったから山ほどあんだよ。
…まぁ、不正で手に入れたようなお金で小春を養うなんて本当はしたくねえんだけど」
「でも…蓮さんががんばって働いて得たお金には変わりないよ」
悪いことをがんばってして稼いだって…普通褒められたことじゃないぞ
「…おまえの発想はおかしい」