【長完】Keeper.l
第14項// いざ、キャンプへ
ドタバタと走る足音で目が覚めた。
まだ眠い…。ボサボサになった髪の毛を整えることもせず、寝起きのためぼやけている目を擦る。
ドドドドド、とさっきまで遠くで響いていた足音が段々と近くなってくるのを聞きながらカーテンを開けた。
ベッドにいる状態のままカーテン開けれるの便利だな、なんてぼんやりと考えながら隣を見れば千歩がいた。
今更だけど朝になっているし、あの後私たちは寝落ちしたのだろう。あ、千歩の鼻にまだティッシュ詰まってる。
スポリと抜けば「うへへ…」と幸せそうに笑う笑顔が見れた。え?この人寝てる間ずっと口呼吸だったのだろうか、別にいいけどさ。
乾燥しそう……、なんてことを考えながらゴミ箱にティッシュを放り込んだ。汚いな……。
『さぁてと、二度寝しよ。』
布団を被ったところで、
「紫陽!おはよう!」
『ん…、うるさいんだけど』
扉がバーン!と開く。そこにいるのは十勝だ。
『どうしたの……、いやちょっと待ってあんた。今ノックした?』
「してない、悪い……」
シュン、とした後に「悪いとおもているが今はそれどころじゃないんだ、」とこちらを勢いをつけて見る。
今耳が見えた気がしたんだけど。十勝に。シュンっとたれた耳が上にピーンとなったようなきがしたんだけど、幻覚かな?
まだ眠い…。ボサボサになった髪の毛を整えることもせず、寝起きのためぼやけている目を擦る。
ドドドドド、とさっきまで遠くで響いていた足音が段々と近くなってくるのを聞きながらカーテンを開けた。
ベッドにいる状態のままカーテン開けれるの便利だな、なんてぼんやりと考えながら隣を見れば千歩がいた。
今更だけど朝になっているし、あの後私たちは寝落ちしたのだろう。あ、千歩の鼻にまだティッシュ詰まってる。
スポリと抜けば「うへへ…」と幸せそうに笑う笑顔が見れた。え?この人寝てる間ずっと口呼吸だったのだろうか、別にいいけどさ。
乾燥しそう……、なんてことを考えながらゴミ箱にティッシュを放り込んだ。汚いな……。
『さぁてと、二度寝しよ。』
布団を被ったところで、
「紫陽!おはよう!」
『ん…、うるさいんだけど』
扉がバーン!と開く。そこにいるのは十勝だ。
『どうしたの……、いやちょっと待ってあんた。今ノックした?』
「してない、悪い……」
シュン、とした後に「悪いとおもているが今はそれどころじゃないんだ、」とこちらを勢いをつけて見る。
今耳が見えた気がしたんだけど。十勝に。シュンっとたれた耳が上にピーンとなったようなきがしたんだけど、幻覚かな?