【長完】Keeper.l
見た感じ、スピードは結構早い。

どうやら、仕掛けてきたのは要で1人ずつかかってくるみたいだった。

ブンッ!

もう1回拳がとんで来たため、今度はいなす。

うん。重さも準幹部にしては結構重い。

……これは、指導者がいいのだろう。

まぁ、だが場慣れしてないなー。

今度は蹴りを入れてきた為、再びいなし懐に入る。

どのくらい力加減をすれば良かったか分からなかったから、鳩尾を軽く殴る。

「グはっ!!」

よろけたけど、少し意識を持っていたらしく

もう1回殴ってきたから、その腕を掴んで利用し、今度はもう少し強い力で首の裏に蹴りを突っ込んだ。

バビューンと飛んで、体を打ち付ける要。

あ、皆さんはやらないでね。首の裏はかなりの急所だから。



『次は誰が来る?二人がかりでもいいよ。』
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