【長完】Keeper.l
振り向いて挑発すれば、掛かってきた。
二人がかりで攻撃してくる。
雅紀が殴り、望が蹴りを入れてくる。
それに素早くしゃがみ、避ける。
ついでに蹴りを入れて片方で不安定になっていた望の隙を狙って足払いをかける。
それで、転び背中が着く望。
背後に、雅紀が回った気配がして素早く立ち上がり、足で望の心臓の部分に足を置く。
『2人目、終了。』
望がヒュッと息を零したのが聞こえた。
それと同時に、自分の体に飛んでくる拳。
体制立て直すの、遅くない?
あ、飽きた。
唐突にそう思い、辞める。
え?辞めるって言うと、棄権みたいだね。
だから、言い直すよ。
“お遊び”は、もう辞めた。
パッと振り向けば、もう目前に迫っていた。
その勢いと遠心力を利用して、私の方に連れてくる。
その勢いに逆らえない雅紀。
自分の元に来た瞬間に、手のひらを地面へ向け、落とす。
_____突きの、小手返し。
受け身が取れなかったらしく、背中から思いっきりだいぶしたようで。
「かハッ!」
『3人目、終了。』
苦しそうな声を上げていた。
二人がかりで攻撃してくる。
雅紀が殴り、望が蹴りを入れてくる。
それに素早くしゃがみ、避ける。
ついでに蹴りを入れて片方で不安定になっていた望の隙を狙って足払いをかける。
それで、転び背中が着く望。
背後に、雅紀が回った気配がして素早く立ち上がり、足で望の心臓の部分に足を置く。
『2人目、終了。』
望がヒュッと息を零したのが聞こえた。
それと同時に、自分の体に飛んでくる拳。
体制立て直すの、遅くない?
あ、飽きた。
唐突にそう思い、辞める。
え?辞めるって言うと、棄権みたいだね。
だから、言い直すよ。
“お遊び”は、もう辞めた。
パッと振り向けば、もう目前に迫っていた。
その勢いと遠心力を利用して、私の方に連れてくる。
その勢いに逆らえない雅紀。
自分の元に来た瞬間に、手のひらを地面へ向け、落とす。
_____突きの、小手返し。
受け身が取れなかったらしく、背中から思いっきりだいぶしたようで。
「かハッ!」
『3人目、終了。』
苦しそうな声を上げていた。