10代の病んだ魂たちへ ~イジメ復讐~

本当に最低な人だ。

それでも、僕は、決して先生に対して失望はしなかった。小学校の時の先生も、僕に対してはそうだったからだ。

それにこの時、僕はもう、僕以外の他者に何の期待もしていなかった。

僕は、一人だった。

家族も友も、大人も子供も、全ての他者は、僕の敵だと思っていた。
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