弟子にしてくれないと泣くかしら!
「なにか膨大なことに魔力を使っている、かしら…」

独り言のように呟いたその言葉にニーアが反応した。

「そうなのですよぉ、アンネもそれだけは馬鹿ですが理解していたみたいでぇ…ちなみに、ノアから奪った魔力は5つに分けられそのうちの4つはアンネの得意とする魅了につかってるのですよぉ」


あとひとつは聞かなくてもわかる…自身につかったのだろう。では魅了につかってるというほかの4つは…?


なんだか嫌な予感がする…かしら。


もしも…そのせいで民が傷ついているならなおさら。


決着をつけならければいけない。


「ニーア…4つの私の魔力はどこにあるのかしら?」



「……東西南北の守護龍のもとなのですよぉ」



厄介かしら…。

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