弟子にしてくれないと泣くかしら!
そんなことを聞いて惚れるなというのがおかしい。



それを聞いてわたしはほかの理由もあるがますますこの男の、ルイの弟子になりたいと思った。




そして、今。




日々バトルしながら、納得させている最中なのだ。



あ、そういえばと、熱はどうなったかと顔をみにいけば、まだ苦しそうなものの薬を飲ませたお陰かさっきより安定していた。




ほんと薬草に詳しい自分を今だけ誉めたくなった。



昔、同業者に言われたことがある。



薬草まで詳しいとかほんと魔女なのですよぉー。



生きてるかわからないが思い出したらちょっとだけ会いたくなった。まあ、さっきは生きてるかわからないとかおもったけど、あいつは図太く生きてそうかしら。





なんだか動き回ったら眠くなってきて、ちょっとだけルイの懐にもぐりこんだ。




ルイが起きる前に起きればいい。



そう思って寝る体勢になる。熱を持った人間にはいつも体温の低いわたしには暖房みたいな存在で。




そのまま寝てしまった。

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