スキトキドキキライ
「男子ー?ちゃんと歌ってないでしょー?」
遥陽と音羽が言った。

「いや、俺は歌っとるけどほかの奴らが歌ってないんだよ(>_<)」
本田が言った。

「じゃあ、スパルタ指導します!」
私たちは言った。

「「「うわぁ、まじかー...」」」
男子が言った。


ララララーララララ♪


(あっ、松嶋もちゃんと歌ってる。
って、松嶋むっちゃ声でとるじゃん!?)



「よし!みんな声出てきたね!
この調子で頑張って~」
私は言った。



「「「よーし、じゃあ、みんなで合わせてみよう」」」
先生が言った。


ララララーララララ♪


「ねぇ、ゆら!さっきさ、松嶋が
楠むっちゃ声高くて上手いよね
って誰かと話しよったよ!」
音羽が言ってきた。

「えっ、ほんとに???いや、聞き間違いでしょ!」
私は恥ずかしくてそう言った。

「いや、ほんとだよ!聞いたもん」

「そー?笑笑」


(えっ、ほんとなのかな...ほんとだったらやばいよやばいよ。うわ、顔熱くなってきた(<_<))



*合唱祭前日*


「いよいよ、明日だね~!」

「そうだね!」

「金賞目指して頑張ろう!!!」


「よっしゃ、金賞とるぞぉ~!!!」
本田が言った。

「「「おぉーーーーー!」」」
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