貴方に夢中
後ろにどうぞとジェスチャーを
する貴方。

重たくないかなと不安な私。

よろよろ漕ぎ出して
「ごめんね。俺下手くそだから」と
なかなか腰を掴めない私に
「つかまっててね」と
言ってくれる貴方。

真っ黒な空に
ポツンとある電柱。

田舎道を走り
海まで向かう。

2時間ぐらいしか一緒に
入れないけど
私にとってとっても
幸せな時間だった。


貴方の気持ちが
わからないから
好きとも言えない。

貴方の笑顔だけ見れれば
それだけで胸がいっぱい。

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