キミと一緒なら
「オムライス食べれる?」
「うん」
裕哉が料理をしてくれているあいだ、私は辺りを見回した。
綺麗に整理整頓されていて・・・
アパートとは思えないような広さ。
男の人の部屋って大抵汚いっていうイメージだったから。
「あんま見んなよ・・・」
「ごめんごめん・・・」
「あ・・・服濡れてんだよな?」
確かにそうだったなぁ。
「着替えはある??」
「うん・・・」
「俺の部屋使っていいから着替えろ」
コクンと軽く頷いて、裕哉の部屋に入った。
ここもやっぱり片付いてる。
余計なものなんてなくて、勉強道具とベットだけ置かれてる。
難しそうな分厚い参考書も・・・