キミと一緒なら
「陽菜が隣にいるだけで、ドキドキとか緊張とかすんの!」
理性が吹っ飛びそうなくらいやばいんだっつーの。
「それに、陽菜に触れて、拒否られねぇかとか突き放されねぇかとかいつもヒヤヒヤしてる」
「そんなことしないよ」
その言葉がなんか嬉しくて嬉しくて。
陽菜の肌は柔らかくてすべすべで透き通るように真っ白で・・・
俺は陽菜を強く抱き締めているけど、肌が当たるとすごくドキドキする。
止まらないくらいに・・・。
「陽菜」
「なに??」
「見てみろよ、すげぇ綺麗」
「うわぁ〜!!ほんとだ!」
海よりも下に沈みかけた夕日が見える。
陽菜に視線を移すと、夕日に照らされた陽菜の顔はすごく綺麗に見えた。
「・・・な、なに??」
「ううん。見とれてただけ!」
「バカだ・・・」