キミと一緒なら




「なぁ、浩輔。お前梅原の電話番号知ってたよな?」


「まぁ・・・なんだよ、急に」


「梅原と話がしたいんだよ」


「あぁ・・・」


浩輔が携帯のアドレス帳に入っている梅原の携帯電話を開いて紙に書いてくれた。


「はい、美羽ちゃんの連絡先」


「サンキュー」


浩輔から貰った梅原の連絡先の紙をポケットに入れた。


全然、講義に集中できなかった。


「今日、食堂行くのか?」


俺の肩に手を回して、浩輔が聞いてきた。


「まぁ」


「じゃ、行こうぜ?」


「え、私も行くー!!」


俺と浩輔と雨宮で食堂へ行った。


初めてだなぁ、この3人でメシ食べんのなんか・・・。


無駄にうるさいし・・・。


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