キミと一緒なら
「俺、陽菜がすげぇ好き」
「えっ?・・・」
「初めて聞く話じゃないだろ?」
「うん・・・」
確かにそうなんだけど・・・
でも、急に・・・そんなこと言い出すから、戸惑ったし、驚くし・・・。
「陽菜が好き」
私の額にそっとキスを優しく落とした。
また胸がキューってなる。
なんだろう、この気持ち・・・。
裕哉の顔を見上げると、愛おしいそうに私を見る目があった・・・。
「・・・やべぇ。上目遣いは反則///」
暗くてあまりよく見えないけど・・・
顔がほんのり赤く染まっているような気がした。
「寒いし・・・車乗る?」
「うん」
公園を出て、車に乗った。