キミと一緒なら
あっという間に家に着いた。
「陽菜〜」
「・・・ん?」
「着いた」
眠たい目を擦りながら、起きる陽菜は子供っぽくて・・・
可愛いって思った。
車から降りて、家に入った。
「先に風呂入れよ?もう結構遅い時間だし、先に寝ていいから」
「えっ、でも・・・」
「いいから」
「うん」
陽菜はお風呂場に行った。
今日1日で、少しだけだけど、陽菜のことを知った気がする。
いつもは強がってるけど・・・
実は寂しがり屋?なのかな・・・とか。
まだまだ、1人で抱えてるもんがあるかもしれない。
でも・・・これからはもっと俺を頼ってほしい。