キミと一緒なら





俺の胸は不安の渦でいっぱいになる。



とりあえず、梅原に連絡してみた。



『どうしたんですか?』



「陽菜がいなくなった・・・そっち来てない?」




『来てないです!なにかあったら連絡します!』



「あぁ。頼む」



梅原の家も来てないのか・・・



どこ行ったんだよ・・・



しゃがみこむと、テーブルの下に小さなひとつの紙袋が見えた。



その中には、可愛いストラップと時計が入ってた。



こんなにも準備してるのに・・・



どこ行ったんだよ・・・



俺はストラップと腕時計をつけて家を出て探しに行った。



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