キミと一緒なら




北村くんの目は私が知ってる北村くん
じゃない・・・



真剣なその目は私をしっかりと捉える。



「あいつのこと好きなの?」



あいつって・・・多分だけど裕哉のこと・・・
だよね・・・??



「す、好きじゃないよ!」



そう否定するけど、心の中ではすごくモヤがかかる。


なんでかはわかんないけど・・・



「そっか・・・よかった!」



「なにが!」



「俺のもんになってよ」



< 278 / 367 >

この作品をシェア

pagetop