キミと一緒なら
お風呂入って数分後に出て、髪も乾かしてリビングに入った。
「まだ起きてたんだ?」
「・・・うん」
「明日、どうやって学校行けばいい?」
この辺わからないか・・・
今日来たばっかりだしな??
「送ってく。どこの高校?」
「S高校だよ」
S高校・・・って、確か・・・
少し遠くなったのか・・・。
しかも、偏差値もまぁまぁ高いところだからなぁ・・・
有名なのは有名だけど・・・
陽菜は頭がいいのか。
そう見えないわけじゃないけどな。
「帰りも迎えに行くから」
あっ・・・でも、講義があるから。
「遅くなるかもしれないから、待ってて?」
あっそーだ!
自分の部屋に置いている紙とペンを持って、メアドと電話番号を書いた。