キミと一緒なら
「一緒に過ごしたいって言われたけど断ったんだ」
昨日はクリスマス。
「特別な日だから好きな人のそばにいたいって気持ちすげぇわかる。」
「・・・だったらなんで」
「だから一緒に学校から駅までの間だけでも一緒にいてやりたかった・・・」
今まで・・・
雨宮の気持ち知らない間、俺は気持ちに気づいてあげられなくて・・・
その代わりにはならないかもしれないけど・・・
少しだけでもそばにいてあげたかったんだ。
「裕哉・・・心配かけて・・・ごめん、なさい・・・」
「陽菜・・・傷つけて悪かった・・・俺は陽菜しか見てないし陽菜しかすきじゃない」
陽菜の安心したような顔を見て、俺もほっとした。