キミと一緒なら



学校が終わって裕哉に迎えに来てもらって家に着いた。



「裕哉」


「ん?」


「14日空けておいてね!デートするの」


「なに、急に!陽菜からなんか珍しいじゃん」



確かに・・・


私からどこかに誘うとかしたこと無かったなぁ。


いつもいつも裕哉からだったなぁ



でも、たまには私からも誘わないとね!


特にバレンタインは!



「んじゃ楽しみにしてるな、14日」



そう言って優しくぽんっと頭を撫でた。



その裕哉の行動に頬がぼって熱くなって、心臓も跳ね上がった。



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