キミと一緒なら
「・・・・・・」
良くないよなぁ、耳に・・・キ、キス、とか・・・
でも・・・テレビも今いいとこだしなぁ
「・・・ひゃっ」
なーんて悩んでいるとドキッと心臓を踊らせるような音が私の耳の中で鳴り響いた。
チュッていうリップ音ってやつが・・・。
理解するのに時間がかかり、少しずつぼーっと顔が赤くなった。
「かーわい」
「・・・///」
「やっとこっち向いてくれた」
もーう・・・
裕哉といたら心臓が何個あっても足んないや。
「そんな可愛い声出されたら襲いたくなる」
「裕哉?」
「・・・だめ?」
私を見つめる裕哉の目はしっかりと
私を捉える。