キミと一緒なら
裕哉と初めて会った日。
その日に裕哉から「付き合わない?」と言われた・・・。
その頃は冗談だと思ってたけど、今では本気だったんだって実感する。
あの日からずっとこの気持ちを我慢してたのかと思うと・・・
すごく愛されてる。
大切にされてるって思う。
裕哉には言えないけど。
「裕哉」
「なに?」
「すき」
私は思い切り裕哉に飛びついた。
今までこんなことすることはなかった。
小さい頃からずっと、親にも甘えてこなかった。
甘え方を知らずに今まで生きたきた。
だから誰にも頼らずずっと1人で行き続けてきた。
心のどこかで甘えちゃいけないって思っていた部分があると思う。