キミと一緒なら
・・・よしっ。
3人分できた。
作ったのはオムライス。
陽菜が結構喜んでくれる料理を作った。
「わぁ〜美味しそうじゃない!」
驚いたような表情を見せるお姉さんを見て
安堵した。
「陽菜は毎日こんな美味しそうなご飯食べてるの!?」
「うん!オムライスはほんとに美味しいの」
初めて陽菜と出会って、最初に作った料理。
俺にとっても思い出深くて、食べたら懐かしい陽菜との記憶がどんどん出てくる。
「やっぱり美味しい」
幸せそうに俺が作ったオムライスを頬張る陽菜をみて俺は不覚にも可愛いって思う。